敦賀赤レンガ倉庫（国登録文化財）

福井県敦賀市は、明治から昭和初期にかけてロシアを経由して大陸ヨーロッパへと繋がる国際都市として繁栄しました。その象徴である『敦賀赤レンガ倉庫』は、外国人技師の設計によって1905年に石油貯蔵用の倉庫として建設され、途中、軍の備品倉庫や昆布貯蔵庫としても使用された福井県内でも有数のレンガ建築物です。2009年1月には、北棟・南棟・煉瓦塀が国の有形文化財に登録されました。

現在は北棟は鉄道と港の『ジオラマ館』、南棟は赤レンガ空間を楽しみながら食事ができる『レストラン館』として利用できます。オープンガーデン（前庭）と合わせて、鉄道と港の町敦賀の海風と緑を感じながら、ゆったりとした時間を楽しむことができる施設です。

オープンガーデンと各種レストランと連携利用によるウェディング・各種パーティーや、オープンガーデンでの発表会・演舞会など、ゆったりしたイベントの開催ができますが、鉄道を感じるまち歩きイベントのチェックポイントとしてジオラマ館を使うなど、工夫次第で多種多様な相談に応えることができる場所です。歴史を感じる空間を思いのままに利用してみませんか。こんなことを考えている、とぜひご相談ください。